TOEIC20問残しでも800点は達成できる?
結論:20問残しでも800点超えは可能
TOEICリーディングセクションで最後の20問を解ききれなくても、800点を超えることは十分に可能です。
時間が足りず「塗り絵」になってしまう状況に焦りを感じるかもしれませんが、決して諦める必要はありません。
多くの受験者は「全問解ききらないと高得点は無理だ」という印象があるのではないでしょうか?
しかし、TOEICで800点を超えるために必要なのは、完走することではなく、限られた時間内でいかに得点を最大化するかという戦略的な視点です。
なぜなら、TOEICのスコアは単純な正答数の合計ではなく、統計処理を基にした独自の換算方式で算出されるからです。
TOEICは単純な正答率や素点ではなく、「項目応答理論(IRT)」という統計的手法を用いてスコアを算出していると言われています。
参考:項目応答理論 ──TOEFL・ TOE IC 等の仕組み── Principles and Selected A pplications of Item Response Theory 大友賢二 | https://www.journal.ieice.org/conts/kaishi_wadainokiji/2009/2009121.pdf
そのため、全問に手をつけることよりも、解答した問題の「正答率」を高く維持することの方が、最終的なスコアへの貢献度ははるかに大きいと言えるでしょう。
実際に800点以上のハイスコア保持者に話を聞くと、「最後までは終わらなかったこともある」「リスニングで点数を稼ぎ、リーディングは時間切れだった」という声も聞かれます。
時間内に解ききれないことも前提に、取れる問題を確実に取る戦略に切り替えて成功しているのです。
具体的には、スコアを稼ぎやすいリスニングセクションで高得点を確保し、リーディングでの失点をカバーするというアプローチが王道と思います。
「20問残し」という状況は決して悲観すべきものではありません。
正しい戦略とマインドセットがあれば、乗り越えられる壁と言っていいでしょう。
まずは「全部解けなくても800点は取れる」という事実を受け入れ、気持ちを楽に持つことから始めてみましょう。
重要なのは全問解答より正答率
TOEICで800点という目標を達成する上で最も重要なのは、リーディングセクションの100問全てを解ききることではなく、自分が解答した問題における「正答率」を極限まで高めることです。
時間内に全ての問題に目を通そうと焦るあまり、本来なら正解できるはずの簡単な問題でケアレスミスを連発しては、スコアアップは望めません。
量より質を重視する意識が不可欠です。
TOEICの採点方式では、難しい問題で正解するよりも、多くの受験者が正解するであろう基本的な問題を確実に得点することの方が、スコアを安定させる上で重要だからです。
焦って多くの問題を解いても、正答率が低ければスコアは伸び悩んでしまいます。
正答率を高めるためには、自分の実力で「確実に解ける問題」と「時間がかかる、あるいは解けない可能性が高い問題」を見極める選球眼を養う必要があります。
特にPart5の文法・語彙問題でミスをなくすトレーニングは、正答率向上に直結します。
したがって、「全問解答」という呪縛から自らを解放し、解ける問題の正答率を100%に近づける努力こそが、800点への最短ルートと言えるでしょう。
次に模試を解く際には、時間内に完走することを目指すのではなく、「自分が解いた問題は全て正解する」という意識で取り組んでみてください。
その意識改革が、スコアを大きく変えるきっかけになります。
スコアは統計処理で算出されるため
TOEICのスコアが「1問5点」のような単純な加点方式ではないことを理解することが、20問残しでも800点を目指す上での戦略となるため、なぜ20問残しでも800点を取れるかの詳細を説明します。
TOEICのスコアは、毎回「スコア換算」という統計的な処理を経て算出されています。
この複雑なシステムが、「塗り絵」があっても高得点が可能な理由を科学的に裏付けているのです。
この統計処理は、テストごとの難易度の差によって受験者に不公平が生じないように調整する目的があります。
一般的に、受験者全体の正答率が低い難問の配点は低く、逆に多くの人が正解できる問題を間違えると失点が大きくなる傾向があると言われています。
IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)は具体的な算出方法を公表していませんが、過去のデータ分析から、リーディングセクションで100問中75問程度の正解でも、350点から400点のスコアに到達することが可能だと考えられています。
これは、20問以上間違えても目標を達成できる可能性を示唆しています。
この採点システムを戦略的に活用するには、基礎的な語彙や文法知識が問われるPart5やPart6で満点を狙い、多くの受験者が得点する問題を絶対に落とさないことが重要になります。
難しい問題に固執するより、取れる問題を確実に取ることがスコアアップに繋がります。
このように、TOEICのスコア算出の仕組みを知ることで、全問を解ききれなくても、確実に得点できる問題を押さえることで目標スコアに到達できるという戦略に、論理的な自信を持つことができるのです。
スコアの仕組みに一喜一憂するのではなく、まずは目の前の基本的な一問を確実に正解する力を養うことに集中しましょう。
【著者の事例】Part7の20問を解けずに800点達成
実を言うと、私自身が初めてTOEICで800点の壁を突破した時、Part7の最後の長文2つ、約20問をほとんど解けずに「塗り絵」の状態で提出しました。
試験が終了した直後は「今回もダメだったか…」とひどく落ち込みましたが、後日オンラインで結果を確認して、自分の目を疑いました。(ぎりぎり800点を超えていたのですが)
これは決して特別な例ではなく、正しい戦略を取れば誰にでも起こりうることです。
なぜそれでも800点に到達できたかというと、明確なスコア戦略があったからです。
具体的には「リスニングで450点以上を確保し、リーディングは350点で良い」と目標を設定。
リーディングでは、得点しやすいPart5・6と、Part7の中でも比較的解きやすいシングルパッセージに全神経を集中させました。
当日の試験では、計画通りPart5と6を15分で終わらせ、残りの時間をPart7に注ぎ込みました。
しかし、ダブルパッセージを解き終えた時点で残り時間はほぼゼロ。
トリプルパッセージに手をつけることなく、潔く諦めてマークシートを丁寧に埋める作業に移りました。
この経験から学んだ最大の教訓は、「捨てる勇気」の重要性です。
解けない問題に固執して時間を浪費するのではなく、確実に得点できる問題に時間を再配分する。
この戦略的撤退こそが、結果的にスコアを最大化させるのです。
このように、完璧な解答を目指さず、自分の得意な部分でスコアを稼ぎ、苦手な部分は最低限に抑えるという現実的な戦略が、時間不足に悩むあなたが800点を達成するための鍵となります。
あなたも「全ての問題を解かなければならない」というプレッシャーを捨て、自分だけの勝利の方程式を組み立ててみませんか?
【対策】スタディサプリで基礎から応用まで網羅
800点達成という目標に向け、独学での対策に限界を感じているなら、「スタディサプリENGLISHTOEIC®L&RTEST対策コース」が最も効果的な解決策の一つです。
20問を残してしまう根本的な原因は、語彙・文法・読解スピードといった基礎力の不足にあります。
スタディサプリは、これらの基礎力を総合的に、かつ効率的に引き上げてくれるよう設計されています。
なぜなら、カリスマ講師である関先生の「世界一わかりやすい神授業」が、これまで曖昧だった文法ルールを根本から理解させてくれるからです。
さらに、1回3分から取り組める多彩なトレーニングコンテンツが、忙しい日常の中でも学習を継続させやすくしてくれます。
多くの利用者が、「関先生の講義で英語の構造が初めて理解できた」「スキマ時間でディクテーションを続けた結果、リスニングスコアが100点以上アップした」といった成功体験を報告しています。
参考書だけでは得られない「理解」と「習慣化」を両立できるのが強みです。
具体的には、まずパーフェクト講義でTOEICの全体像とパート別戦略を学びます。
その後、「TEPPAN英単語」で語彙力を強化しつつ、パート別の演習問題で実践力を養います。
特に、シャドーイングやディクテーション機能は、リスニング力向上に絶大な効果を発揮します。
このように、スタディサプリは800点達成に必要なインプットとアウトプットの全てを網羅しており、あなたの学習を正しい方向へと導いてくれる強力なパートナーとなるでしょう。
いまなら7日間の無料体験が可能です。
まずは神授業を一度体験し、その分かりやすさを実感してみてください。
正しい戦略とツールで目標達成は可能
TOEICで800点を達成するために必要なのは、根性論やがむしゃらな努力だけではありません。
「正しい戦略」を立て、それを実行するための「最適なツール」を選択することが最も重要です。
20問残してしまうという悩みは、単に英語力が足りないだけでなく、試験へのアプローチ方法、つまり戦略が間違っている可能性を示唆しています。
そして現代では、その戦略を強力にサポートしてくれる優れた学習ツールが存在します。
なぜなら、個人の弱点や学習の進捗は一人ひとり異なるからです。
自分に合っていない画一的な学習を続けても、時間はかかるばかりでスコアは伸び悩みます。
しかし、AIを搭載したアプリなどを使えば、自分だけの最適な学習ルートを効率的に進むことができます。
実際に高得点を達成した人々の多くは、参考書での学習に加え、スタディサプリのような網羅的なアプリで基礎を固め、サンタアルクのようなAIアプリで弱点をピンポイントで克服し、レシピーのような特化型アプリで特定のスキルを磨くなど、複数のツールを戦略的に使い分けています。
まずは自分の現状を客観的に分析し、「リスニングで稼ぐ」「時間配分を徹底する」といった大まかな戦略を立てます。
次に、その戦略を実現するために、例えば「リスニング強化にはスタディサプリ」「弱点分析にはサンタアルク」といった形で、自分の目的に合ったツールを導入するのです。
闇雲に勉強時間を増やすのではなく、賢く戦略を立て、それを実現するためのツールを味方につけること。
それこそが、あなたが最短で800点という目標を達成するための確実な道筋です。
まずは本記事で紹介するツールの中から、今の自分に最も必要だと感じるものを一つ選んで試してみることから始めましょう。
まずはAI(サンタアルク)で弱点を診断しよう
800点への最短ルートを歩むためには、まず自分の現在地と課題を正確に把握することが不可欠です。
AI学習アプリ「Santaアルク」は、そのための最も強力なツールと言えるでしょう。
「何から手をつければいいか分からない」「勉強しているのにスコアが伸びない」といった悩みの多くは、自分の弱点を客観的に分析できていないことに起因します。
なぜなら、Santaアルクは、たった数問の問題を解くだけで、AIがあなたのTOEICスコアを高い精度で予測し、どのパートのどのスキルが弱点なのかを具体的に可視化してくれるからです。
これにより、勘や経験に頼らない、データに基づいた学習計画を立てることが可能になります。
多くのユーザーが「自分では得意だと思っていたPart5の文法に意外な穴が見つかった」「AIが推薦する問題だけを解いていたら、苦手な長文読解のスコアが上がった」など、AI診断による学習の効率化を実感しています。
まずは無料のスコア診断を受け、自分の弱点を確認します。その後は、AIがあなたのレベルと弱点に合わせて最適化した問題と講義を毎日レコメンドしてくれるので、あなたはただそれに従って学習を進めるだけです。
無駄な勉強を徹底的に排除し、スコアアップに直結する学習に集中できます。
このように、Santaアルクを使えば、学習のスタート地点で迷うことなく、自分だけの最短攻略ルートを発見することができます。
非効率な学習から脱却し、科学的なアプローチで800点を目指しましょう。
まずは無料のAIスコア診断を試して、あなたの「伸びしろ」がどこにあるのかを正確に把握することから始めてみませんか?
800点達成の鍵は「時間配分」と「捨てる勇気」
Part5を制する者が時間を制す
TOEICリーディングセクションで時間内に高得点を叩き出す最大の鍵は、Part5をいかに速く、かつ正確に解き終えるかにかかっています。
ここを制することが、リーディングセクション全体の成功を左右します。
多くの受験者がPart7の長文読解に時間を取られ、最後まで解ききれないという悩みを抱えていますが、その根本的な原因は、実はPart5に時間をかけすぎていることにあります。
なぜなら、Part5は知識さえあれば瞬時に解答できる問題がほとんどだからです。
ここで時間を短縮できれば、その分を思考力と集中力がより求められるPart7に回すことができ、結果としてリーディング全体のスコアを大幅に向上させることが可能になります。
800点を超える上級者は、例外なくPart5を1問20秒、合計10分以内で解き終えるスピードを持っています。
彼らは問題文を見た瞬間に、選択肢を見ずとも正解の形が頭に浮かぶレベルまでトレーニングを積んでいるのです。
このスピードを身につけるには、文法特化型の問題集やアプリを使い、「知っているか、知らないか」の判断を瞬時に下す練習を繰り返すことが不可欠です。
少しでも迷ったら印をつけて次に進む、というルールを徹底しましょう。
したがって、時間不足に悩むあなたがまず取り組むべきは、長文読解の速読トレーニングではなく、Part5の解答スピードを極限まで高めることです。
今日からPart5を解く際には必ずストップウォッチを使い、「1問20秒」という時間制限を自分に課してみてください。
本番に 近いその緊張感が、あなたの解答速度を劇的に変えていきます。
Part5の時短がPart7の得点に直結
Part5で短縮した時間は、そのままPart7のスコアに直結すると考えてください。
ここで生み出した「時間の貯金」こそが、800点の壁を突破するための最大の武器となります。
具体的には、Part5で目標とされる10分を達成できれば、Part7に約55分という十分な時間を確保できます。
これは、多くの受験者が苦戦するダブル・トリプルパッセージにも落ち着いて取り組める時間を意味します。
Part7は、時間をかければ正解できる問題が多く含まれています。
時間が足りないという焦りが、英文の内容を正確に読み取ることを妨げ、本来取れるはずのスコアを失わせているのです。
Part5の時短は、この焦りを取り除くための特効薬となります。
TOEIC満点取得者の中には、「Part5を8分で終わらせ、残りの時間を全てPart7に使う」という時間配分を実践している人もいます。
彼らは、Part5の時短がPart7の正答率を安定させる上でいかに重要かを熟知しているのです。
Part5で10分を切るためには、頻出する文法・語彙パターンを体に染み込ませることが必要です。
例えば、空所の前後だけを見て解答できる問題のパターンを覚え、全文を読まずに即答する技術を磨きましょう。
このように、Part5を速く解くことは、単なる時間節約以上の意味を持ちます。
それは、リーディングセクションで最も配点が高いとされるPart7で、あなたの本来の実力を最大限に発揮させるための戦略的な布石なのです。
模試を解いた後、Part5に何分かかったかを必ず記録し、次回はどうすればその時間を短縮できるかを考える習慣をつけましょう。
知識問題は対策すれば即答できる
Part5で出題される問題の大部分は、英文の構造理解を問う「思考問題」ではなく、単語や文法の知識を直接問う「知識問題」です。
そして、この知識問題は、正しい対策をすればするほど即答できるようになります。
時間がかかってしまう原因は、一つ一つの問題をその場で考え込んでしまうからです。
「見たことがある」「知らない」の二択で瞬時に判断できるレベルまで、知識の精度を高めることが求められます。
なぜなら、出題される文法事項や語彙には一定のパターンがあるからです。
特に、品詞問題、動詞の形、前置詞・接続詞などは頻出であり、これらのパターンを暗記してしまえば、問題文を深く読み込まなくても解答を導き出せます。
多くの高得点者は、「でる1000」のような文法特化問題集を何周も繰り返し解いています。
これにより、問題文を見た瞬間に「これはあのパターンの問題だ」と即座に判断できるようになり、解答時間を劇的に短縮しているのです。
対策としては、まず自分の苦手な文法項目を特定し、そこを集中的に学習することから始めます。
その後、問題集やアプリを使って大量の問題に触れ、解答パターンを脳に刷り込んでいきます。
時間を計りながら、反射的に答えられるようになるまで反復練習することが重要です。
したがって、Part5は才能やセンスではなく、正しい努力と反復練習によって誰でも攻略可能なパートです。
知識を固めれば、解答時間は確実に短縮できます。
まずは1週間、毎日30分間だけPart5の問題演習に時間を割いてみてください。1週間後には、問題を見る目が変わっていることに気づくはずです。
アプリ活用でPart5の解答時間が半減?
Part5の解答時間を効率的に短縮したいのであれば、参考書での学習と並行して、TOEIC対策アプリを積極的に活用することを強く推奨します。
アプリならではの機能が、あなたの学習を加速させます。
参考書での学習は知識の体系的なインプットに優れていますが、スキマ時間での反復練習や、ゲーム感覚でのトレーニングにはアプリの方が適しています。
この二つを組み合わせることで、相乗効果が生まれます。
アプリには、間違えた問題だけを自動で出題してくれる機能や、1問ごとに制限時間を設けてくれる機能など、学習効率を最大化するための仕組みが備わっているからです。
これにより、独学では難しい「苦手分野の克服」と「スピード意識の徹底」を同時に実現できます。
「通勤電車の中でアプリを使って毎日10問解くだけで、Part5の解答時間が半分になった」「ゲーム感覚で続けられたので、これまで挫折していた文法学習を習慣化できた」など、アプリの活用がスコアアップに直結したという報告は後を絶ちません。
例えば、網羅性の高い「スタディサプリ」で基礎知識をインプットし、AIが弱点を分析してくれる「Santaアルク」で苦手分野を潰し、Part5特化のトレーニングができる「レシピー」で解答スピードを磨く、といった戦略的な使い分けが非常に効果的です。
このように、現代のTOEIC対策においてアプリの活用はもはや必須と言えます。
あなたの努力を何倍にも効率化してくれる強力なツールを使わない手はありません。
多くのアプリには無料体験期間が設けられています。まずは気軽にダウンロードし、自分に合ったアプリがどれかを探してみましょう。
レシピーで文法問題をゲーム感覚で攻略
Part5の文法・語彙問題の対策に特化し、かつ楽しく学習を継続したいなら、英語学習アプリ「レシピー(POLYGLOTS)」が非常に有効な選択肢となります。
Part5対策の鍵は、大量の問題に触れて解答パターンを体に染み込ませる「反復練習」にありますが、単純作業は退屈で長続きしにくいのが難点です。
レシピーは、この課題をゲーム感覚のトレーニングで解決してくれます。
なぜなら、レシピーにはTOEICPart5形式の問題に特化した「文法トレーニング」機能が搭載されており、クイズに答えるような感覚でテンポよく問題を解き進めることができるからです。
間違えた問題はAIが分析し、忘れた頃に再度出題してくれるため、知識の定着率が非常に高いのが特徴です。
ユーザーからは「参考書を開くのは億劫でも、レシピーならスマホゲーム感覚で毎日続けられる」「ランキング機能があるので、他の学習者と競い合いながらモチベーションを維持できた」といった声が寄せられています。
通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を活用し、毎日10分でも良いのでレシピーの文法トレーニングに触れる習慣を作りましょう。
特に、解答にかかった時間が記録されるため、「昨日より速く解く」ことを意識するだけで、自然と解答スピードが向上していきます。
このように、レシピーはPart5対策の「継続性」と「スピード向上」という二つの重要な要素を同時に満たしてくれる優れたツールです。
楽しみながら対策を進めることが、800点への近道となります。レシピーは多くの機能を無料で試すことができます。
まずは一度ダウンロードして、その使いやすさと楽しさを体感してみてください。
Part5の10分突破が800点への近道
リーディングセクションで時間不足に悩むあなたが、800点を達成するためにまず設定すべき具体的かつ最重要な目標は、「Part5を10分で突破すること」です。
これは単なる努力目標ではありません。
TOEICで800点以上を取得する受験者の時間配分を分析すると、Part5を10分、Part6を10分、Part7に55分というのが一つの黄金律になっています。
Part5で10分という目標を達成できるということは、頻出の語彙・文法知識が完全に定着している証拠です。
その知識レベルは、Part6やPart7の長文を正確かつ迅速に読み解くための盤石な土台となるため、リーディング全体のスコアアップに波及効果をもたらします。
多くの800点達成者が、「Part5を10分で解けるようになってから、Part7を読むのが楽になり、スコアが安定し始めた」と語ります。
時間的な余裕だけでなく、精神的な余裕が生まれることも、正答率の向上に大きく貢献するのです。
10分突破を実現するためには、1問あたり20秒で解答する必要があります。
即答できない問題は潔く飛ばし、後で見直す勇気も必要です。
そのために、文法問題集やアプリを使って、時間を意識した反復練習を徹底的に行いましょう。
したがって、漠然と「速く解く」ことを目指すのではなく、「Part5を10分で突破する」という明確な数値目標を掲げること。
それこそが、あなたのリーディング戦略を成功に導く最も確実な近道です。
次の学習から、必ずPart5の30問を10分で解く練習を取り入れてください。
最初は時間がかかっても、繰り返すうちに必ずスピードは上がっていきます。
無料機能からレシピーを試してみよう
Part5の解答スピード向上に興味を持ったなら、まずは英語学習アプリ「レシピー(POLYGLOTS)」を無料で試してみることをお勧めします。
レシピーは、有料プランに登録する前に、機能を無料で十分に体験できるため、安心してスタートできます。
レシピーの無料プランでは、AIが厳選した最新のニュース記事を読めるだけでなく、TOEICPart5形式の文法トレーニングの一部を体験することができます。
これにより、アプリの操作性や学習スタイルが自分に合っているかを判断することが可能です。
多くのユーザーが、まずは無料機能でニュース記事の多読や単語学習を試し、その質の高さと使いやすさを実感した上で、本格的なTOEIC対策のために有料プランへ移行しています。まずは気軽に試せる点が、学習開始のハードルを大きく下げています。アプリをダウンロードしたら、まずはアカウントを登録し、興味のある分野のニュースを読んでみましょう。
その後、「トレーニング」タブからPart5対策のセクションを試してみてください。
ゲーム感覚で取り組めるその楽しさを実感できるはずです。
まとめ
TOEICでリーディング20問を残してしまう状況でも、800点を達成することは決して夢物語ではありません。
重要なのは、パニックにならず、「全問解答」という完璧主義を捨てることです。
今回の記事で一貫してお伝えしてきたのは、「いかに正答率を高めるか」という視点と、「そのための正しい戦略とツールを持つ」ことの重要性です。
なぜなら、TOEICはあなたの英語力を総合的に、そして統計的に評価するテストだからです。
時間内に解ききれないという多くの人が抱える悩みを前提とした上で、リスニングでスコアを稼ぎ、リーディングではPart5を素早く解いてPart7に時間を確保するという戦略が、800点への王道ルートとなります。
私自身の経験も踏まえると、多くの800点達成者は、がむしゃらな努力ではなく、自分なりの戦略を持って試験に臨んでいると思います。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。