英語勉強法

英語は1ヶ月でも話せる!初心者の僕が話せるようになったシンプルな方法

英語を1ヶ月で話せるようになる

 

ぎもんさん
1ヶ月で英語でネイティブとコミュニケーションしなきゃいけなくなっちゃった!どうしよう?

 

仕事や旅行など、突然英語を話さないといけなくなった方は必見です。

単語や文法、何からはじめればいいのかまったくわからないのが英会話のスタート。
1ヶ月じゃとてもじゃないけど全部は間にに合わないですよね。
じつは、基本的なコミュニケーションだったら短期間でも十分間に合うんです。

 

しん
この記事では、著者が短期間でネイティブと話せるようになった方法をお伝えします

 

ステップ1 : 台本を準備する

 

英語を話せるようになるというと、難しい文法やたくさんの単語を覚える必要があると思いがちです。
でもじつはその前に、ちょっとした準備をするだけであっという間に英語で話せるようになります。

 

それは、台本を書くこと。

 

なぜ台本が必要なのかというと、会話は単語や文法でなく文章のキャッチボールで成り立っているから。

コミュニケーションでよく使う基本的な文章を覚えてしまうことで、会話は成立します。

 

日本語であれ英語であれ、じつはほとんどの会話は同じパターンの繰り返し。

これは、事前に何を言うか準備しておけるということを意味します。

ということは、

あなたが日本語で話すときに何をよく話すか

を英語に置き換えるだけで、喋れるようになるということを意味します。

 

台本は例えるなら脚本家がセリフを書くようなもの。

あなたは俳優のように事前に準備したそのセリフを練習し、本番ですらすら言えるようになるだけでいいのです。

では、具体的に何を台本にするべきかおすすめをお伝えします。

 

 

挨拶や自己紹介など、会話の基礎となるフレーズ

 

どんな言語でも、会話の基本は

・挨拶

・自己紹介

からはじまります。

 

まずは基本的な挨拶と、自分がどういう人間なのかを
英語で相手にしっかり説明できるようになりましょう。

 

挨拶でよく使われるフレーズ

  • Hello  -  こんにちは
  • How are you?  -  お元気ですか?
  • I’m good. Thanks.  -  元気です。ありがとうございます。
  • My name is ◯◯. Nice to meet you.  -  ◯◯といいます。よろしくお願いします。

 

挨拶はこんな感じですね。

みなさんすでに知っているフレーズばかりだと思います。

すごくシンプルですが、ネイティブも日々活用しているフレーズばかり。
まずはこれを反射的に言えるようになるまで覚えて練習することがおすすめです

 

自己紹介

あなたが自己紹介をするときにもっともよく使うフレーズを日本語で書き出してみましょう。

 

例えば

  • 住んでいる場所
  • 出身地
  • 職業
  • 趣味
  • 家族構成

 

などですね。

 

次は、その会話をそのまま英訳します。

 

台本の参考にはこういったフレーズ集を参考に。

 

英語は一日一言覚えれば話せます―これでダメなら英語はあきらめてください。

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フレーズ集を見て使えそうなフレーズがあればそのまま使っちゃうのも1つの手ですね。

 

まずはこれだけ。

基本的な自己紹介や挨拶の台本ができました。

 

 

台本を声に出して繰り返し練習する

次は、自分が作った台本の内容がいつでも出てくるように準備しましょう。

 

ここで大事なのは、とにかく声に出して暗記することです。

 

スムーズに言えるようになるまで、実際に自分が使っている場面を思い描きながら何度もなんでも声に出して覚えてください。

 

それができたら次のステップです。

 

 

 ステップ2:台本に厳選した文章を追加していく

 

自己紹介をマスターしたら、その次はもう少しレベルアップです。

 

英語のフレーズブックなどから、あいづち、質問文など

日本語で日常的に使っている文章をピックアップして覚えましょう。

(質問の場合は答えとセットで覚えること)

 

1日たった15分かけて5フレーズ覚えたとしても、1ヶ月で150フレーズ、2ヶ月あれば約300フレーズ。

実際に英会話で本当によく使う文章は、これくらいの期間でだいたい身につきます。

 

大抵の人はフレーズブックを1から10まで全部暗記しようとしますが、それはほとんど役に立ちません。

なぜかというと、単純に実際の会話でよく使うフレーズではないものが多いから。

僕がフレーズブックを選ぶ時は、文章が多く収録されているものを1冊だけ選びます。そしてその中で本当に自分が使う20%程度の文章を厳選し、残りの80%には目を通しません。

選ぶ基準としては、

「その文章を日本語で自分が使っているシーンをすぐ想像できるか?」

具体的にイメージできないものは実際にあまり使わないもの。覚えなくても問題ないものです。

そういった文章を思い切ってどんどんカットすることが大切です。

 

選んだ文章を覚える時は、頭の中でその英語を使っているシーンを描きながら声に出してみてください。

臨場感を持つことで断然覚えやすくなることに加え、会話の流れとして次にどんな文章がくるのか想像できます。

そしてその文章を暗記していくということで、どんどんフレーズの引き出しが増えていきます。

これを繰り返していくことで、実際にその英語を使うシーンが来た時にすっと出てくるようになります。

 

ステップ3: アウトプットを繰り返す

自分が本当に使うフレーズを覚えることと並行して、それをどんどんアウトプットして確実に使えるようになりましょう。

手軽にネイティブと英会話ができるアプリを始め、アウトプットする環境はたくさんあります。

 

なぜアウトプットが必要かというと、

英語はスポーツと同じく反復した練習と、実践での経験を重ねることで着実に上達していくから。

 

 

 また、英語で話すときには

「絶対に日本語を使わないこと!英語のみで話すことに集中する。」

これができる環境で練習することにつきます。

できる限り、日本語を話せない英語講師と会話できるサービスを選ぶようにしましょう。

 

英語しか通じない状況の中でなんとかして言いたいことを伝えようとすることで、確実にボキャブラリーも増えるし上達が早くなります。

英会話教室に通ってもなかなか英語が上達しないという悩みも聞きますが、これは日本語も通じることがデメリットとして働いてしまっていることがあります。

日本語に逃げれない環境だと「なんとかして伝えないと」という意識が働き、必死に自分の中から絞り出して相手に伝えようとします。

実はこれが英会話上達の重要な鍵。

 

「うまく通じた!これでいいんだ。」

「なんて言えばよかったのか?」

「相手が言ってたあのフレーズ、調べて覚えてみよう」

 

など、臨場感を持って学ぶことができることに加えて、実際にネイティブとの会話で使えるフレーズ / 使わないフレーズをリアルに理解できるため、次に同じシーンに遭遇した時にスムーズに言えるようになるのです。

 

ネイティブスピーカーとの英語でのコミュニケーションを繰り返すことは、確実な英語力向上だけでなく、モチベーションを維持するうえでも一番効果的。

 

「覚えたフレーズが通じる。」

「ネイティブの言ってることが理解できる。」

「会話のキャッチボールができている。」

「ネイティブに褒めてもらえた!」

 

などの経験を通して自分の成長を実感することが、モチベーションをキープしてくれます。

 

  • この記事を書いた人

しん

英語学習カウンセラー。社会人になってゼロから英語を学び直した人。TOEIC 920点。カナダで約4年間で働いた経験あり。実際の体験から、初心者の方向けの勉強法、オンライン英会話に関するお役立ち情報を発信中。

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