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英語ネイティブのレベルってどれくらい?社会人からペラペラになる勉強法

英語ネイティブのレベルってどれくらい?

 

 

この記事は、現役の英語カウンセラーである著者が、

・カナダで4年間ネイティブとのコミュニケーションを経験

・帰国後は英語カウンセラーとして社会人の英語のレベルアップをサポート

してきた経験をもとにお伝えします。

 

記事を読み終えると、ネイティブレベルの英語力を目指すヒントをつかんでいただくことができると思います。

英語上達を目指す方はぜひ参考にしていただけるとうれしいです。

 

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ネイティブレベルの英語力ってどれくらい?

 

ネイティブの英語レベルはどの程度なのでしょうか?

実際のスピーキング例と、その方が保有する英語資格から見ていきたいと思います。

 

ネイティブレベルの日本人のスピーキング

 

これはすごい...。

発音、流暢さ、リスニングなどすべてがもはやネイティブレベルですね。

コメントにも「今までみた日本人の中で一番流暢な英語スピーキング」とも書かれています。

ちなみにこの方は正木先生 といい、IELTSという英語試験の最高得点9.0を持つ最上級レベルの日本人スピーカーなんです。

IELTSとは、海外留学やイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に使われる、面接官と1on1でスピーキングをして英語力を証明する試験です。

 

ネイティブレベルはTOEICだとどれくらい?

先ほどの正木先生はIELTS9.0を保有される英語試験の最上級者と紹介しました。

では、IELTS9.0はTOEIC®と比較するとどれくらいなのでしょうか?

文部科学省が作成した、IELTSのスコアをCEFR、TOEFL®、TOEIC®、英検のスコアに換算したものは下の通りです。

 

 

文部科学省_各試験・検定試験とCEFRとの対照表

引用:https://www.musabi.ac.jp/wp-content/uploads/2022/05/CEFR_01.pdf

 

 

TOEIC®の満点でも、IELTSだと7.5になっていますね。

ネイティブレベルと言われるIELTS9.0は、TOEIC(R)の満点を遥かに超える英語力を持っていることがわかるかと思います。

ちなみに「CEFR」とは、ヨーロッパ全体で外国語学習者の言語習得状況を示す際に使われるガイドラインです。

こちらでは最上級レベル「C2」がネイティブレベルと言われています。

CEFR ガイドラインによると、英語のC2レベル(最上級、ネイティブレベル)の人は:

  1. 聞いたことや読んだものをすべて容易に理解できる。

  2. 話の流れに一貫性をもたせながら議論や記述を再構成し、様々な話し手や書誌からの情報を要約できる。

  3. 最も複雑な状況の中で、意味合いを微妙に区別しながら、自然に、流暢にかつ正確に自分を表現できる。

引用:EF SET 

※CEFRに関して詳細を知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

 

日常会話のどんなコミュニケーションにおいてもそつなく表現することができ、感情や意見の微妙な違いをくみとったコミュニケーションを取ることができると言われています。

また、学術的なシーンや専門的な場面でも積極的にコミュニケーションに参加することができるレベルです。

まさにネイティブレベルですね。

日本人で考えても、日本語でここまでできるのはまさにネイティブならではのレベルです。

 

 

社会人からネイティブレベルを目指すことは可能?

 

ここまでで、ネイティブレベルの英語力とはどの程度なのか説明をしてきました。

実際に、日本人学習者が社会人からネイティブレベルを目指すことは可能なのでしょうか?

 

大人になってからネイティブレベルを目指すことは難しい

諸説ありますが、言語学上では幼年期(12歳まで)から英語学習をはじめないとネイティブレベルにはなれないと言われています。

小さい頃に多言語にふれる環境で育った子供が自然とバイリンガルになることを考えるとわかりやすいかと思います。

幼年期には、ネイティブのようなプロセスで言語を吸収して、ネイティブのように話せるようになれるそうです。

この説からすると、社会人から英語を勉強してネイティブレベルになるのは言語学的には難しそうですね...。

 

社会人が目指すべきは準ネイティブレベル(ペラペラ)の英語力

だからと言って、社会人から英語を勉強してもペラペラになれないということはまったくありません!

ネイティブと同等までは難しくても、ネイティブにかなり近い英語力を身につけてペラペラになることは可能です。

ここでは、英語がペラペラな状態を「準ネイティブ」と呼びたいと思います。

準ネイティブとは、ネイティブほど完璧ではないが、リスニング・スピーキングなどのコミュニケーションを問題なく取れるレベル。

いわゆる「英語がペラペラな人」のイメージです。

僕の周りにも大人になってから海外へ渡り、ネイティブと対等にコミュニケーションを取れるまでの英語力を身につけた方はたくさんいらっしゃいます。

また、有名人でもこのレベルに近い方も最近ではよく目にするのではないでしょうか。

 

【まさに準ネイティブレベル!】ワンオクTakaさんの英語力

 

2013年から順番に、Takaさんの英語インタビューでの流暢さをネイティブであるケヴィンさんが解説しています。

ネイティブでも驚くほどの語彙力、成長スピードが絶賛されていますね。

ここまでのレベルだとネイティブともまったく遜色なく会話できるレベルだと思います。

わずか数年でここまでになるとは、ご本人の努力も凄まじいものだと思いますが、英語を勉強する立場からしてもすごく参考になりますね。

ちなみにこの動画の最初、2013年はTakaさんは25歳

何歳からでも、ペラペラになることはできるという証明です。

 

 

英語ペラペラになるにはどれくらいかかるのか?

 

大人からでもペラペラを目指すことはできるとお伝えしましたが、実際にどれくらい勉強すればいいのでしょうか?

 

英語を習得するまでに必要な最短学習時間は2,200時間

アメリカ国防省の機関であるFSI(Foreign Service Institute) の研究によると、日本語を母国語とする人が英語を習得するまでに必要な時間は最低でも約2,200時間と言われています。

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英語と日本語は語順も違えば、言語としての構造が大きく異なります。

先ほどのFSIの研究でも、日本語は英語から最も遠い言語の一つとして挙げられており、習得がいかに難しいかがわかるかと思います。

 

TOEIC®︎で950点以上の外資系会社員は、60.0%がトータル3,200時間以上学習したという調査結果も

オンライン英語コーチングの「トライズ」による調査結果もご紹介します。

外資系企業で英語を使って仕事をしているビジネスパーソンの60.0%が、社会人になってから2,000時間以上学習しているという調査結果があるそうです。

学生時代も合わせるとトータル3,200時間。

TOEIC®︎で最高得点に近い点数を取り、実際にネイティブと仕事でやり取りをする外資系企業に勤める方のデータなのでかなり信憑性は高いと言えると思います。

 

社会人になってから1,000時間以上英語の勉強に費やせれればペラペラも夢ではない!

英語がペラペラになるまでは、最短でもトータル2,200時間ほど勉強する必要があるということがわかりました。

日本人は学生時代に約1,200時間英語の勉強をしていると言われているので、最低でもプラス1,000時間が必要になります。

かなり長い道のりに感じますが、僕自身の経験からしてもこれくらいやれれば間違いなく英語はペラペラになれると言えます。

 

 

英語ペラペラを目指すための勉強の仕方は?

 

ここまでで英語ネイティブのレベルと、大人になってから日本人が目指すべきは準ネイティブレベル(ペラペラ)の英語力であるということを解説してきました。

ここからは実際に何をすればいいのか、僕の経験からお伝えしていきます。

 

まずは土台作りからはじめて、徐々にアウトプットスキルを磨いていく

英語の学習では、まずは土台作りがすごく大切になります。

具体的には上記の図のように、フレーズ・単語・文法の3つをベースとして、そのうえでリスニングやスピーキングを鍛えていくようなイメージですね。

具体的にはこちらの記事で紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

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英語習得の最短ルート:まずは土台作りをしよう

英語の勉強というとネイティブとのレッスンや英会話から始める人も多いですが、じつはこれは非効率な勉強法になります。

元々土台ができていてある程度聞ける、話せるなら英会話からスタートするべきですが、最初はショートカットせずに地道に土台を作っていきましょう。

 

綾部さん(ピース)が教えてくれる英語の基礎作りの大切さ

2016年に渡米したピースの綾部さんも、アメリカに渡りたくさんの英会話スクールでネイティブとコミニュケーションを取ることから始められたそうですが、まったくうまくいかなったそうです。

理由は、SVOなど英語の基礎や文法などがまったくわからない状態だったからだそう。

土台となる英語の基礎部分をしっかりつけたうえで、改めて英会話に取り組む。

これは僕自身も体験してきたことなので本当に意味があると断言できます。

 

【僕の経験】英語力ゼロ ➾ 海外でネイティブと仕事・日常生活をこなすまでに成長

実際に僕も英語力がほぼゼロから勉強をスタートしました。

最初は効果的な勉強がわからず、「やみくもにいろいろな学習方法を試してはうまくいかない」ということを繰り返していました。

そこで気づいたのが英語の基礎の不足だったんです。

そこからフレーズ・発音・文法を徹底的に学んだ結果、ネイティブの話していることが徐々に聞き取れるようになりました。

そして自分の言いたいことを徐々に言えるようにまでなったのです。

さらに勉強を重ね、TOEIC®︎で920点を取ることもできました。

具体的な勉強法については下記の記事でまとめています。

ぜひ参考にしてみてください。

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焦らず徐々に英語の勉強を進めていきましょう

ペラペラになるまでの英語勉強は長い道のりです。

でも正しい方法で学んでいけば必ず上達しますよ。

焦らずに少しずつ進んでいきましょう!

 

 

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、

「ネイティブレベルの英語力と、それを目指す方法」

について解説しました。

 

最後に内容をおさらいしましょう。

ポイント

1.   ネイティブレベルの英語力はIETLS9.0

2.  社会人からネイティブレベルを目指すことは難しいが、英語ペラペラになるのは可能

3.  ペラペラになるまでは最低でもトータル2,200時間が必要

4.  英語ペラペラを目指すためには、土台作りからはじめてアウトプットに取り組む

 

これから英語をやり直す方でも、焦らずに勉強していけば英語ペラペラになることは可能です!

 

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  • この記事を書いた人

しん

英語学習カウンセラー。社会人になってゼロから英語を学び直した人。TOEIC 920点。カナダで約4年間で働いた経験あり。実際の体験から、初心者の方向けの勉強法、オンライン英会話に関するお役立ち情報を発信中。

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