僕は英語がペラペラになりたいと高校生の頃から思い、それから数年間は色々な方法に挑戦しました。
でも何をやっても結果がでず、その度に挫折してきた経験があります...。
ただ、そんな僕が諦めずにいろいろな方法を試した中、ある理論と出会ったことで英語を話すことができるようになりました。
「やみくもに色々な勉強法を試してはやめる」を繰り返して無駄な時間を使っていましたが、
この理論をベースに独学したところ、順調に英語力が伸びました。
1年間かかりましたが、結果的に話せる・聞けるようになり、カナダで現地企業への就職の夢を叶えて4年間も住むことができたんです。
しっかりと理論をベースに勉強すれば、独学でも英語がペラペラになることは可能です。
この記事では僕が社会人から英語をやり直し、独学で海外現地企業への就職、TOEIC920点を取るまでの基礎を作ってくれた学習方法をお伝えします。
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著者についてこのブログ「英語アンテナ」について
プロフィール・経歴 ・高校時代、アメリカのロックに衝撃を受けて英語を勉強することを決意。夢は翻訳家。 ・大学では国際系学部に入学。スピーキングやリスニングの勉強方法は教授たちも教えてくれず、NHK英会 ...
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英語がペラペラになりたくてもネイティブレベルを目指さなくてもいい
英語がペラペラというと、「ネイティブのように流暢な英語」を想像する方も多いかと思います。
でも、実際には世の中の約7割が非ネイティブスピーカーと言われています。
3割を占めるネイティブスピーカーにとっても、非ネイティブの英語が当たり前になっており、実際に海外で発音や文法、アクセントなどが完璧でない英語でもスムーズに話せさえすれば「英語上手だね!」と褒めてもらえることもすごく多いのが現状です。
「英語をペラペラになりたい!」と思う方は、いきなり完璧な英語を目指すのはいったんやめましょう。
この点を意識して効率的に学習することで無駄がなく最短で話せるようになります。
実際、世界では非ネイティブが最短で英語をペラペラになるための概念が注目を集めています。
独学で英語ペラペラを目指すには?基礎から順番に解説
1. 英語の土台を作る
まずは英語の土台を作りましょう。
英語の土台は、スポーツでいうと体力や筋力、基礎的な技術のようなもの。
一見遠回りに見えますし、「英会話=スピーキング」というイメージも強いので疑問に思う人もいるかもしれません。
例えばサッカー選手で、体力がない、ボールを蹴れないという人がいないように、英語でもこの土台作りをしっかり固めていくことで英語を上手に操れるようになります。
ここがどれだけしっかりしているかで実際の話す・聞くをどれだけ流暢にできるかが変わっていきます。
その土台作りとしては、フレーズ・単語・文法のスキルをまずは鍛えましょう。
英語の4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)すべての密接に関わる部分であり、
ここがないと英語力を伸ばしていく中で頭打ちがくる場面に当たってしまいます。
フレーズ
英語を話せるようになるためには、単語を暗記するのと同時に、実際の会話でよく使うフレーズが瞬時にでてくることが大事です。
日常でよく使うフレーズから覚えましょう。
こういった書籍から、自分が日本語でも使うフレーズを選んでいくことがおすすめ。
単語
フレーズを覚えていったら、次はそれをアレンジして使えるように単語力も伸ばしていきましょう。
語学の基本となるのが単語ですが、いったい何を暗記すれば話せるようになるのか迷ってしまうことも多いかと思います。
いろんな単語帳を覚えたとしても、実際に使わないものだったら意味がありませんよね。
ここで使えるのが、Globish(グロービッシュ)という概念です。
Globish(グロービッシュ)とは?
Global English(グローバルイングリッシュ)の略で、フランス人のジャン=ポール・ネリエール氏が国際共通語として提唱した英語の一種になります。
非ネイティブ同士がコミュニケーションを取るため、「通じることを目指す」ことが特徴。
先述したように、いまや世界中の英語スピーカーのうち約7割が非ネイティブと言われています。
そこで通じる英語を身につけるためには、ネイティブのような完璧さを目指す必要はありません。
短期間で英語を話せるようになりたい人にとって、最短で身につけることができる概念の一つと言えるでしょう。
Globishの単語では、「基本単語1,500語とその派生語(計5,000語程度)のみを用いる」ことが大きな特徴です。
1,500語のよく使われる英単語(とその派生語)を使うことが提唱されています。
そのうち1,000語程度は中高で学んだことのある単語だったり、日常で聞いたことのある単語だったりしますので、実際すごく覚えやすいです。
日本人が英語をやり直す際にはかなり効率的ですね。
- Globish 1500単語はこちら
文法
フレーズや単語を覚えながら、基本的な文法を理解していきましょう。
文法は英語の4技能すべてに影響がある部分です。
ここがおぼつかないと、スピーキングでもうまく文章を組み立てられず、いつまでもブロークンイングリッシュのままなんとなく通じているような英語になってしまいます。リスニングでも同じ。
英語を話せるようになるためには、基本的には中学英語+αがわかれば十分です。
文法のスキルアップには具体的にはこれら理解していきましょう
覚えるべき文法一覧
・現在形
・現在進行形
・過去形
・未来形
・現在完了形
・be動詞
・前置詞
・現在完了進行形
・助動詞
・受動体
・比較級
・接続詞
・仮定法
・過去完了形
・命令文
※文法に関してはそれぞれ徐々に記事を追加していきます
2. リスニング
英語の土台ができてきたら、次はリスニングです。
傾聴力という言葉があるほど、ビジネスや会話では相手の言うことをしっかり聴くことがすごく重要ですよね。
日本語だけでなく、英語でも同じ。
英語初心者の方がリスニングの基礎を身につけるには、ちょっとしたコツが必要です。
こちらの記事でそのコツを紹介していますので、まずはこちらをごらんください。
リスニングの基礎
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参考リスニングを上達させたい方へ!英語が聞こえるようになるたった一つの方法
「オンライン英会話で先生が何を行っているのか全然わからない…。」 「外国人に道を聞かれたけど全然聞き取れなかった…。」 「海外旅行で相手の話していることがわからなくてパニックになっちゃっ ...
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基礎ができたらたくさん聴く
リスニングのコツがわかり、基本ができたらたくさんの英語を聴いて耳を鍛えていきましょう。
リスニングのインプットには、楽しみながら学べる海外ドラマがおすすめです。
海外ドラマで英語を学ぶ方法については、こちらの記事でまとめていますのでぜひ読んでみてくださいね。
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参考【海外移住者が説明!】海外ドラマで英語を勉強するおすすめの方法
楽しみながら生きた英語を学べるツールとして人気の「海外ドラマ」。 でも、 「ただ観るだけでいいの?」 「どうすれば効果的に勉強できるの?」 「や ...
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3. スピーキング
土台を作り、相手の話していることを理解する練習をしながら、スピーキングも伸ばしていきましょう。
英作文
覚えたフレーズや文法の知識を活用してアウトプットする段階。
日本語に変換せず、英語のまま考えなくてもフレーズ・文章がでてくるように繰り返し練習することが大事です。
あるシーンに沿って紙に書き出すのもいいですし、英語記事を読んで感想をアウトプットしてみるのもおすすめです。
一番続けやすいのは、英語で日記を書くことがおすすめ。
その日に自分に起きたことだったり自分が考えていることを書くので、実際に使うフレーズや言い回しの宝庫です。
英語の日記のつけかた、続け方などはこちらの本を参考にしてみてくださいね。
実際の英会話にチャレンジ
英作文で練習を重ねつつ、より瞬発力が求められる実際の英会話に取り組みましょう。
最も手軽に取り組めるのがオンライン英会話。
違いとしては講師の出身国、日本人やバイリンガル講師がいるか、予約が取りやすいかなどが挙げられます。
いくつかトライしてみて、自分に合ったものを選んでみてください。
さまざまなオンライン英会話がありますが、無料で試せるものも多いです。
色々試して見て、自分に合ったサービスを見つけてくださいね。
この記事のまとめ
今回は、「独学で英語ペラペラを目指すには?おすすめの方法3選 」について解説しました。
毎日の勉強も大事ですが、しっかりとした理論に基づいて学習を進めていくことはもっと重要です。
以下の記事では、
「僕が英語をゼロから話せるようになった方法」
「英語が上達しない7つの理由」
について解説しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。
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参考【ゼロからスタートする英会話】僕が1年で英語を話せるようになった『4つの理由』
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